Road to CFO

CFOになるには、スキルを学び、センスを磨け
そして努力せよ!

CFOになるためには、スキルとセンスを高めていく必要がある。
まずスキルとは専門性の事である。専門性も会計・財務・経営戦略のスキルに大別される。
一方センスはコミュニケーション及びリーダーシップに大別される。つまり、専門性の獲得とコミュニケーション&リーダーシップの要素を併せ持っていくことがCFOにとって重要である。

本サイト上においては、CFOになるためのステップアップカテゴリーを以下の5象限に分けている。

Stage0・・学生・就活生向け
Stage1・・CFOを目指し始めた方
Stage2・・Stage1をクリアした方
Stage3・・Stage2をクリアした方
Stage4・・CFOになった方

としている。Stage0~Stage3については、それぞれ、専門性(会計・財務・経営戦の各スキル)、コミュニケーション&リーダーシップについて、本ステージで学んでほしいことを記載している。詳細は別途記事を読んでほしい。

とにかく、全Stageを通じてCFOに近づくために必要最低限のスキルは、努力し続けること、学び続けることである。1週間を通じて早く帰る日があってもいい、1カ月を通じてある週に旅行に行くのもいい、ただ、1年を通じて当初立てた目標に向かってとにかく努力し続け、PDCAを回すことである。
仮にCFOになると言う目標設定をしたならば、何年後にどのStageまでやり抜くと言う戦略を立て、今年はその中で何をやりきるのかと言う戦術を立て、PDCAを回すこと。そして愚直に努力することが何よりも大事である。頑張ってもらいたい。

では、まずStage0から解説しよう。
Stage0、つまり、af9920047947o現在学生・就活中・勉強中の皆さんである。この時期、何よりも大事なことは、とにかくチャレンジすることである。この時期ほどまとまった時間が取れることは今後まずない。お金はあまりないかもしれないが、時間はあるはず。この時間を有効に使って、どんどんチャレンジしてほしい。チャレンジ=未来への投資である。これがリーダーシップスキルの源泉となることを覚えていてほしい。また友達だけではなく、国籍を超えて色んな方と話す機会を持ってもらいたい。話さざるを得ない、聞かざるを得ない、そんな状況がコミュニケーションスキルの源泉となる。最後に、ぜひ簿記を勉強しておいてほしい。簿記は地味で、経理色が強いイメージがあるが、現代においてはビジネスマンとして、CFOを目指す皆さんにとっては、英語やITと同様に、当然に身につけておくべきスキルと言えよう。ビジネス共通言語として、ぜひ勉強しておいてほしい。「会計天国」「戦略課長」等の書籍を読んで面白いと思ったあなたは、とにかくまず始めてみたらどうだろうか。

Stage1、つまり、af9920042606o3CFOを目指し始めた皆さん。CFOの入り口に立った皆さんには、セルフリーダーシップを身に着けてもらいたい。どんなに辛いこと、苦しいことがあっても、絶対に他責しない強い心を持ち、自分を奮い立たせる情熱を持ってもらいたい。まず自分で完結できるリーダーシップスキル、セルフリーダーシップを身に着けることが、何より重要である。

また、相手の言っていることを理解するために、人の話をまず「聞こう」。「聞く」ことが理解につながり、コミュニケーションを円滑にしてくれるはずだ。「聞こう」としない人には誰も話してくれない。会話が成立しない事には何も始まらない。まず「聞く」を徹底してみてほしい。最後に、専門性であるが、このころは、とにかく、CFOのベース業務になる。会計、財務、戦略的な分野の仕事をすることが望ましいが、重要なことは、与えられた仕事を一生懸命「まずやる」ことである。面白いかどうかは二の次であり、3年くらい愚直に与えられた仕事と向き合ってほしい。必ず、皆さんの未来が開けるはずである

そしてStage2。つまり、ビジネスマンになり、gf1420634799o世の中の仕組みがなんとなく分かり、プロジェクトを任されるようになってきた皆さん。CFOの道がぼんやりとでも見えてきた皆さんは、Stage2の領域に入っている。まずStage2の皆さんは、セルフリーダーシップを身に着けてきているはずだが、部下、後輩、先輩が色々と絡むプロジェクトで苦労した経験がないだろうか?どうやって、人をうまく活用しながら、プロジェクトを成功に導くのか、一人の世界から、複数の世界に、またスタッフの世界から、責任者の世界に変わっていくこの瞬間にプロジェクトマネジメントを習得してもらいたい。

また、責任者の世界に変わるに従い、うまく「伝える」事が重要になってくる。中々自分の言葉はうまく「伝え」られないものだ。だから「聞いて」「伝える」ことが重要になってくる。いつか体得してほしいが、きれいな言葉はここにはいらない。とにかく自分の言葉で「伝える」事である。

最後に、専門性であるが、基礎業務を愚直にやってきた皆さんは、ある程度自信が付き始めてきたことだと思う。CFOとして専門性をすべて習得することはかなり難しい。会計・財務・経営戦略どれをとっても、気が遠くなるくらい深く範囲が広い。覚悟してチャレンジしてほしいのだが、もっとも重要なことは、なんとかなる!と言う感覚である。つまり、やったことがない業務が発生したとしても、なんとなく想像ができ、勘所が働き、論点を整理し、漏れないようにできること。これがStage2で求められる専門性である。経験したことがない分野でも、論点をまとめ上げらえる力、そんな専門性を身に着けてもらいたい。

Stage3、つまり、ビジネスマンになり、af0100024756上級管理者としてある一定の部下を持ちつつある皆さん。CFOがはっきり視界に入った皆さんは、Stage3の領域とさせてもらう。Stage3の皆さんは、チームにおけるリーダーシップを身に着けてもらいたい。実は別紙のCFOインタビューでも散見されているが、CFOは経営者であり、リーダーである。単なる専門家ではない。あなたを見て、あなたの行動でチームは変えられる。リーダーシップの本質は部下を「ワクワク」「ドキドキ」させることだ。

また、コミュニケーションの質ももう一段上がる必要がある。「聞く」「伝える」から「聴く」が大事になる頃だ。つまり、相手が思っていること、感じていることを引き出してあげること。これができれば相手とは永遠の関係になりえる。CFOにとって、社長が考えていることを「聴いて」「伝え」られれば、最高の信頼関係が生まれるはず。

最後に専門性については、内容がStage2と変わるわけではない。Stage3の皆さんにはぜひ、今やっている業務の本質を考えてもらいたい。実務を覚える時期はもうそろそろ終わり、なんでやっているのか、何のためにやっているのか、それが何の役に立ち、どう会社、社会に貢献するのか、Whyをぜひ突き詰めてもらいたい。さらにはそこにビジョンを持ってほしい。ぜひそれを自分の言葉で「伝えて」もらいたい。

 
Stage4xf0025009656oCFOになったあるいはCFOの要素が出そろった皆さんはStage4とさせてもらう。皆さんには今更スキルについてお伝えすることはない。ただ、CFOの上に胡坐をかかないでもらいたい。引き続き刺激になる外部ネットワークを作り上げてほしい。刺激になる方、目標となる方、メンターとなる方は、皆さんの人生をより豊かにしてくれるはず。また、皆さんには、ぜひ後進を育ててもらいたい。自分一人でCFOになったわけではないはず。ぜひ世の中に還元してもらいたい。