新しいIT士業が創造するセキュリティベースドGPaaS

この記事は2017年1月発行のエスネットワークス産業調査レポート vol.5より転載しております。

CFOだけではなく、経営に携わる方であれば、常に自社の業界をはじめ、各種セクターの動向に目を向け、ビジネスの次の一手を考えられていることと思います。産業調査レポートは注目が高まるIoTやXaaSサービスを中心に各業界の動向をまとめております。

01 IT業界初の士業:「情報処理安全確保支援士」

「IT業界初」の国家資格として、情報処理安全確保支援士が2017年スタートします。FinTechなどの金融関連ICT技術が高度化する一方、サイバーテロのリスクも増しています。経済産業省は、セキュリティー人材を育成するために、「情報セキュリティスペシャリスト試験」を格上げする形で、IT士業の創設を行います。IPA(独立行政法人情報処理推進機構)の認定試験は多数あるなかで、なぜ、“情報セキュリティスペシャリスト試験”のみが格上げされるのでしょうか?

 

02 情報処理安全確保支援士の背景

➡︎デジタル革命がもたらした法整備の遅れ

仮想通貨、自動運転の実現のために必要な法整備を比較すると、自動運転の法的整備が困難な理由がわかります。自然人に対する「知能」は、法律上定義されていないためです。各法律を改正するか、「人工知能法」を新たに制定する必要があります。

アセット 1➡︎法律化という作業

もやもやした抽象物を概念として認識させ、実体化させる作業が法律化です。

アセット 2

03 情報処理安全確保支援士の狙いはここ

➡︎PoC (Proof Of Concept、概念実証)が着目される理由

PoCは、新たな概念やアイデアの実現可能性を示すために、簡単かつ不完全な実現化(または概要)を行うこと、あるいは、原理のデモンストレーションによって、ある概念や理論の実用化が可能であることを示すことです。

アセット 3

 

04 セキュリティベースドGPaaSモデル

アセット 4

 

セキュリティベースドGPaaSポイント

1.ユーザーのクラウド環境(パブリック、プライベート)に左右されない。 
2.多様なセキュリティサービスを一元的に提供できる。 
3.ユーザーは必要セキュリティ機能のみ選択することができ、セキュリティ実装に対する過剰投資を擁しない。

執筆者

NEXT CFO 編集部

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