パーソントリップ産業におけるハイブリットAIの実装化

この記事は2016年10月発行のエスネットワークス産業調査レポート vol.4より転載しております。

CFOだけではなく、経営に携わる方であれば、常に自社の業界をはじめ、各種セクターの動向に目を向け、ビジネスの次の一手を考えられていることと思います。産業調査レポートは注目が高まるIoTやXaaSサービスを中心に各業界の動向をまとめております。

01 インターネット広告の市場規模

国内の総広告費は約6兆億円規模だが、それに占めるインターネット広告費は1 兆円強(約18%)で、広告費全体が縮小する傾向の中、唯一 前年比増のセグメントである.インターネット広告が伸長している理由は、アドエクスチェンジやDSP(Demand-Side Platform)などアド テクノロジ一を活用した「運用型広告」の影響が大きい。また、スマートフォンやキュレーションメディア、動画広告など、メディア形態の変化が背景にある。ただ、代表的なインターネット広告会社7社の営業利益率は、0〜5%程度で推移している。最新技術を用いた「運用型広告ビジネス」へのシフトと、その付加価値創出が問われる。

アセット 1

 

02 運用型広告に付加価値を与えるデータ収集

Webログヘの集客を通した静的データ収集が一般的であるが、自社サイトから収集する企業と、データ販売会社から潜在願客データを購入する方法がある。静的データとは、趣味・嗜好性に関する属人的データである。

アセット 2

 

03 静的データ分析におけるBl前処理機能の付与

Blデータから意味のある傾向を読み取り、問題解決戦略に結びつけるためのBI前処理機能の重要性が増している。静的データモデルに対する Bl前処理は、「より多様なメタタグ付け」にて、付加価値分析に寄与する。前処理として漕在顧客との嗜好性マッチングエンジンで行える。

アセット 3

 

04 「動的データ×人工知能」という新たな付加価値

外国人観光客などの携帯SIMログやアクセスログから嗜好性データを取得し、その顧客の動的位置情報に対してOne2Oneマーケティングを 行う手法は、ハイブリッド型マーケティングである。動的データモデルに対する人工知能は、位置情報による行動予測という新しい付加価値を 与える。「面としてのジオフェンス」の活用により、マーケティング主体者の規模に応じたマーケティングツールとして有効に機能する。

アセット 4

05 「ハイブリットAI×BI前処理」によるIoT付加価値モデル

潜在顧客の消費行動と密接にリンクする嗜好性を把握し、その消費行動を引き起こしそうなイベント発生と、その願客の位置情報をリンクさせた プッシュ型マーケティングツールの実装化手法である。

アセット 5

執筆者

NEXT CFO 編集部

 NEXT CFO編集部

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