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スマートファクトリーが変革する リアルタイム生産の価値連鎖

この記事は2016年7月発行のエスネットワークス産業調査レポート vol.3より転載しております。

CFOだけではなく、経営に携わる方であれば、常に自社の業界をはじめ、各種セクターの動向に目を向け、ビジネスの次の一手を考えられていることと思います。産業調査レポートは注目が高まるIoTやXaaSサービスを中心に各業界の動向をまとめております。

 

01 スマートファクトリー化による リアルタイム生産が変える価値連鎖概念

従来型価値連鎖の製造ラインでは、工程設計による生産準備や量産の現場オペレーションを、人による勘や経験に基づいたトライ&エラーによって調整していました。今後の国際競争に対応するためには、各製造工程でのIoT標準化装備が求められます。景気動向や受注動向に対応し「日次ベース」での生産計画の変更に耐え得るスマートファクトリー化がIoT時代の生き残り競争といえます。

アセット 2

 

02 自動モデリングの実装:ディープラーニングによる製造工程の最適化

アセット 3

製造ラインの構築や投入順序、在庫量などのインプットデータを自動最適化し、実際の設計や生産を自動的にアウトプットします。そのフィードバックデータを元に、再びモデリングを行います。こうした一連のサイクルが各製造工程で自動的に行われ、ディープラーニングによる全体の最適化を図ります。

 

03 IoT通信プロトコルの標準化:MQTTプロトコルVS非MQTTプロトコル

アセット 4

MQTTパケットの軽量化は、メモリー容量や消費電力の限界にある電子デバイスやセンサーなどに適しています。それに対して、非MQTTプロトコル(例:HTTP)は、その階層化構造は電子デバイスや生産機器同士の通信には重くなります。

非MQTT(HTTP)プロトコルに対するMQTTは、
単位時間のメッセージ量(受信:約93倍、送信:約11倍)、
単位メッセージ量あたりの消費電力(受信:約0.5%, 送信:約1%)
の優位性を持ちます。

アセット 5

 

04 IoT化されたスマートファクトリーとの連携性:APIによる遺産システムとの接続

初期型UIデバイスは「工場内完結型」です。APIの汎用化によって、過去の遺産システムとの連携が可能になります。 API連結型UIデバイスは「工場外拡張型」です。

アセット 6

 

05 インダストリ4.0対応スマートファクトリーの価値連鎖モデル

筆者は、今後のIoT時代に生き抜くための手段としてスマートファクトリーの導入に着目しています。リアルタイム生産管理の組込みに着目します。

アセット 7

リアルタイム生産管理対応のIoT+PaaSシステムは、①自動モデリングを行うPaaS基幹システム  ②遺産システムと連携するAPI  ③リアルタイムシミュレーションを行うためのディープラーニングエンジンによって成立要件を満たします。

執筆者

NEXT CFO 編集部

 NEXT CFO編集部

経営者・管理職にCFOの役割を広めたい!CFOが活躍する社会をつくることで、日本経済を活発にしたい!そんな想いでNEXT CFOのメディアを運営しています。