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「世界中の人に常に必要とされる会社を創りたい。 そのために、CFOの道を選びました」

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株式会社トゥエンティーフォーセブン
取締役副社長 CFO 経営管理本部本部長 公認会計士 楢木毅(ならき たけし)

2007年12月新日本監査法人入所。08年3月早稲田大学大学院会計研究科修了。新日本監査法人入所後、IT/メディアエンターテイメント業界・外食産業・清涼飲料水メーカー・製造業・卸売小売業、ヘルスケア企業をはじめとするクライアントを担当するとともに、グローバル企業の会計監査に従事。また、複数のIPO業務を経験してきた。現在は小・中学生時代の1つ上の先輩が立ち上げたトゥエンティーフォーセブンに縁あって15年7月より入社。同年8月取締役CFOに就任。

監査法人をやめることは、
人生における究極の選択だった。

トゥエンティーフォーセブンの主な事業は、パーソナルトレーニングジムの運営と、通販事業・マシン事業。とくにパーソナルトレーニングジム事業には力をいれており、店舗数は全国33店舗を展開し、従業員数は100人を超える。高品質ながら低価格なサービスが受け、現在躍進中だ。そこで取締役副社長CFOを務めるのが、楢木毅さん。今回のインタビューは、CFOという仕事の中身に迫るものだが、現職に至るまでの経緯から聞いていこう。聞けば、ビジネス畑ではなく、もともとは監査法人に勤めていたのだとか。

–なぜ、トゥエンティーフォーセブンに移ることにしたのですか?

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「究極の選択でした。監査法人はとても恵まれた環境でしたから。CFOという仕事にも、最初は興味がなかったんです。でも、社長に惹かれたんですよ。性格や人間性はもちろんですが本質をとらえる力や考え方がとても魅力的で、『この人と一緒に会社を経営したい』『自分で創ってみたい』『チャレンジしたい』と思ったからです」

–監査法人とCFO、仕事の質は違いますよね。

「違いはやはり経営判断に入れることですね。監査法人でも経営者視点を持ち、アクションすることはできましたが、実際には経営者にならないと見えてこないこともありました」

醍醐味は、リーダーにできない作業ができること。
すなわちアイデア実現のための実務。

いわば、会社の舵取りに積極的に加担しながら、財政面での実務の先導役ということだ。経営企画や採用などの人事のウェイトが大きいというが、社内の全てのことに関わるスタンスだという。というのも、全部署の判断が、仕事に関わってくる立場だから。取締役会はもちろん、各事業部のミーティングに至るまで、積極的に関わるそう。

–CFOの仕事には、なにが大切ですか?

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「マルチタスクとリーダーシップですね。前者は、どうしても会社全体を見て、幅広く業務をこなす必要がありますから。後者は、業務の推進力のほかに、経営者には大勢の従業員を牽引する力が重要です。この立場になって分かりました」

–大変そうですが、やりがいもありそうですね。

「醍醐味はそこで、描かれた夢を自分の力で具現化できるところでしょうか。弊社の社長はアイデアマンだと思うので、私はそれを数値化して落とし込んで、実現に向けたあらゆる調整をして…リーダーとして社長ができないことができることかなと思います」

時間は有限。とにかく人に会って、
たくさんの本を読むことが大切

楢木さんにとってのCFO像とは、「経営視点を備えた実務家」といえるだろう。いずれの要素もスペシャリストになるためには高いハードルがあるように思えるかもしれない。そこで最後に、CFOになるためのヒントを聞いてみよう。

–CFOを目指すためには、何をしておけばいいと思われますか?

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「CFOに限りませんが、専門性と人間性を高めていくことは大切です。まず人と会うこと。刺激になりますし、人脈は財産です。弊社社長も昔からの繋がりですし、現在の会社取引先なども、もともとの繋がりから取引に至ったケースが少なくありません。また本を読むこと。たいていのことは本に書いてある。時間は有限です。知識があれば、失敗によるロスタイムを減らせますから。」

–ぜひオススメの本を教えてください。

「たくさんありますが、大原則は『7つの習慣』です。あとは『人を動かす』『ロジカル・プレゼンテーション』。本を読む習慣がないなら『レバレッジ・リーディング』です。忙しい人ほど本を読んだ方がいい…なんてことが書いてあります。あとは赤羽雄二さんも好きですね」

–最後に、目標はありますか?

「個人としても会社としても、この会社を、社会的に意義のある存在にすることが目標です。楽天やソフトバンクのように一代で大きなバリューを生み出している会社が他にあるなら、私たちにもチャンスはある。弊社はまだまだ多くの方には知られてはいない会社ですが、思えば叶うんじゃないかって熱い気持ちを社員と一緒にもっています。社会に貢献できる会社をみんなで創っていきたいですね」

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取材協力

株式会社トゥエンティーフォーセブン

執筆者

NEXT CFO 編集部

 NEXT CFO編集部

CFOを増やすことで日本国経済をちょっとよくしたい! もっとCFOについて、知ってもらいたい。CFOに興味を持ってもらいたい。CFOになろうと考えてほしいと願っております。